狩猟を始めるにはお金がかかります。でも、安くできる部分もあります。
狩猟を始めるには、初期投資としてある程度の費用がかかります。銃の所持許可や狩猟免許、銃本体、装備品など、さまざまな項目でコストが発生します。特に初心者の方にとっては、これらの出費がハードルになることもあるでしょう。ただし、工夫次第で一部の費用を抑えることができます。この文章では、狩猟を始めるために必要な費用を①銃の所持許可・狩猟免許、②銃本体、③装備品の3つに分けてご説明し、どの部分でコストを削減できるかをお伝えします。以下に、費用の概算を表で示します。
| 項目 | 費用(概算) | コスト削減の可能性 |
|---|---|---|
| 銃の所持許可・狩猟免許 | 約10万円 | 不可 |
| 銃本体 | 10~100万円以上 | 可能 |
| 装備品(ガンケース等) | 5~20万円 | 可能 |
① 銃の所持許可と狩猟免許にかかる費用:削減できません
狩猟を始めるには、まず銃の所持許可と狩猟免許を取得する必要があります。日本では銃刀法に基づき、所持許可を得るために警察署での申請手続き、講習会の受講、精神鑑定、身辺調査などが必要です。また、狩猟免許は都道府県の試験に合格する必要があり、一発合格には事前講習会の受講が奨励されます。概算金額で10万円強かと思います。これらの費用は法令や行政手続きに基づくもので、残念ながら削減の余地はほとんどありません。
あえて言えば、事前講習会は法的義務付ではないので受けないことも可能なのですが、狩猟免許の中で「銃の組立試験」があり、これは銃に触ったことがない人には困難です。(私が受けた自治体では上下二連の組み立ての試験でしたが、練習なしではまず無理だったと思います)ついては、事前講習会も事実上の必須項目かと思います。
② 銃にかかる費用はピンキリ
銃本体の購入費用は、狩猟を始める上で最も大きな出費の一つです。散弾銃やライフル銃の価格は、メーカー、モデル、新品か中古かによって大きく異なります。たとえば、新品では20~50万円程度、少し気張れば50~100万円以上がゴロゴロ出てくる世界です。一方、中古市場では10~20万円で購入できる品もあります。
コストを抑える方法としては、中古銃の購入が選択肢として上がります。ただし、中古銃は状態を確認することが重要で、信頼できる銃砲店で購入することをお勧めします(別記事にて紹介予定)。また、ウルトラCとして、猟友会の引退される方から譲り受ける、という手もなくはないです。(別記事にて紹介予定)銃にお金をかけるべきか否かは議論が分かれるところではありますが、個人的には、「少なくとも1本目は安いのでもよいのでは?」と思います。
理由としては、そもそも自分が何をやりたいか、どういう銃が好みかは1~2年程度経験してから見えるものもあること、また「銃は増える」という格言(?)もあり、別の銃を買う、または譲ってもらう機会は多々あるので、あなたの「運命の一本」が見つかるまでは、お手ごろな銃でよいと思います。とはいえ、安ければ何でもよいか?と言われるとそういうわけでもないのでその点は別記事にてご説明しますが、とりあえず、「一本目から気合を入れて高い銃を買う必要はない」という点は記しておきたいと思います。
③ 装備にかかる費用:工夫次第で節約できます
狩猟には銃本体以外にも多くの装備が必要です。代表的なものは、ガンケース(1~3万円)、射撃用ベスト(5,000~2万円)、イヤマフや射撃用グラス(5,000~2万円)、狩猟用の靴や衣類(1~5万円)などです。また、銃を自宅で保管するには、銃刀法に基づくガンロッカー(5万円程度)と弾倉ロッカー(1~3万円程度)の設置が義務付けられています
これらの装備は、用途や品質によって価格が大きく異なります。たとえば、ガンケースはハードケースを選ぶか、ソフトケースで済ませるかで1万円以上の差が出ます。また、強くお勧めしたいのは、「自分で気に入ったものを、コスパ良く買おう」という点です。
私の個人的経験として、右も左もわからない初心者の際、シューティングベスト、イヤマフ、油、メンテナンスキットを銃砲店で買うことになったのですが、店のロゴの入ったイマイチなシューティングベスト、無駄に高いイヤマフ、オーバースペックの油、使わないボアスネークを買うことになり、結果として1~2万円を金ドブしました。こういう悔しさを皆様に味わってほしくない!という思いが本サイトの立ち上げに至ったモチベーションでもあります、、、(というわけで、ダサいシューティングベストは今余ってますので、ご希望の方いらっしゃいましたら、お譲りします。)
結論
狩猟を始めるには、銃の所持許可・狩猟免許で約10万、銃本体で10万円~、装備品で5~20万円と、合計で30万円程度の初期投資が必要です。残念ながら、許可や免許の費用は法令に基づくもので削減が難しいです。しかし、銃本体は中古品を選ぶこと、装備もお手頃なものを選ぶことで、コストをある程度抑えられます。初心者の方はまず必要最低限の装備を揃え、経験を積みながら徐々にアップグレードしていくのが賢明です。


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